平野綾さんといえば2006年当時の社会現象クラスの大ヒット作となった人気アニメの
主人公「涼宮ハルヒ」の声優を演じたことで世間に知られるようになりました。
さらに声優でありながらアイドルのような可愛らしいルックスで
表舞台に出る機会も多く、アニメオタクを中心に多くのファンから支持を得ました。
一躍トップアイドル声優へ
涼宮ハルヒの劇中歌「涼宮ハルヒの詰合」は作品のヒットとともに
オリコン週間シングルチャート5位を記録する大ヒット!
数々の音楽番組に出演し一躍ときの人となっていきます。
同年には『DEATH NOTE』や『NANA』などのヒット作にも出演。
翌年には『らき☆すた』の泉こなた役という、もう1つの代表作にも恵まれ、
その活躍はアニメ業界で広く認められ「第1回声優アワード」新人女優賞にも
輝くなど一躍トップアイドル声優の地位を築き上げていきます。
さらにはフジテレビ系列で2010年10月から始まったバラエティ番組
「ピカルの定理」のメンバーにも大抜擢!
声優に歌手、アイドル、タレントとまさに人気絶頂の黄金時代でしたが、
この頃からどんどん自由な発言をするようになり、度々ファンと衝突したり
「勘違い発言?」や「天狗?」ととられかねない発言が物議を醸すようになります。
グータンヌーボ事件
事の発端となったのは、2010年に放送された『グータンヌーボ』。
そこで平野は過去の恋愛について赤裸々に語り、アイドル声優として幻想を抱いていた
ファンから反感を買ってしまい、その件が漫画にもされてしまいます。
ライフライン事件
グータンヌーボ事件から平野のもとには数多くの批判が寄せられることに。
そこで平野は自身のブログで、
ツイッターで死ねとか嫌いになったとか書くのやめて。
せっかくみんなとのライフラインができたのに
と訴えた。しかし、この「ライフライン」という言葉が火に油を注ぐ結果となった。
平野は「ファンとの繋がりが生活に不可欠である」という意図で、
ライフラインという言葉を使ったのだろうが、ファンやネットユーザーからは、
「ファンのことを金ヅル」と思っていると解釈し、
平野信者のことを〝ライフライナー〟と呼ばれる風潮まで生まれてしまった。
「私は総合力の人」発言
「私、やっぱり総合力の人なんですよ。全部集結してこそ初めてパワーが発揮される、そういう風に自分を解釈しているので、本当に出し惜しみすることなく、今の自分のパワーだったりとか、能力を全部出す気でいつもやっていますね。そしたら、各ジャンルが好きな方々にも喜んで頂けるんじゃないかと思ったり。あと、繋がってると思ってるんですよ、全部の仕事が。歌をうたっているときに声優の技術が生かされることがすごくあったり、それによって見せ方が変わったりもするので、そうやってどんどんパワーアップしている姿を見て頂けたらなって思ってます。なので、どれも絶対欠かせないですね」
と、独自スタイルを力説し声優という括りにされることを嫌う発言が増えます。
私は声優です。アイドルです。役者です。アーティストです。発言
とツイッター上で一部のファンにブチギレツイート
平野綾さんがテレビや舞台など様々な場所で活躍しても、
その応援する多くは「涼宮ハルヒ」時代から根強く応援する
「アニメオタク」が多く、どこにいってもいるそのアニメオタクの存在を
あきらかに煙たく感じるようになっていきこんな発言も。
舞台にグッズTシャツとかで来ないでね?とアニオタへ牽制のツイート。
平野綾さんを応援する観客はアニメ系のグッズTシャツで来場する可能性は確かにあるだろう。
しかし、服装まで指定しようとする彼女の言動に「どんな服装で観に行くのかは観客の勝手でしょ」「スーツで行けってこと?」「酷いカッコならともかく、Tシャツやジャージで舞台を観るのが悪いこととは思いませんが。観る人それぞれが楽しく観れるカッコで良いのでは?」などといった批判が殺到。
そしてフライデーに流出したベッド写真がスクープされてしまう
「国民的アイドル 平■綾!? ニャンニャン写真衝撃流出!!」というタイトルの記事が掲載され、
その記事の中で、平野綾さんと思われる女性が、ベッドらしき場所で男性と寄り添ったり、
キスしたりしている、3枚の写真が掲載されてしまいました。
平野綾さんのスキャンダルが世間に衝撃を与えた直後の2011年8月10日、
所属事務所スペースクラフト・エンタテインメントを退所。
理由についてのコメントはありませんでしたが、ベッド写真スキャンダルが原因で
所属事務所をクビになったのだろう、と噂されることに。
そして、グータンヌーボ事件やベッド写真スキャンダルの後、ファンが離れ
活躍の場も少なくなっていった平野綾さんですが突如「涼宮ハルヒの憂鬱」の
エンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」の踊ってみた動画をSNSで公開
#お家で全力ハレ晴レユカイ
— 平野綾 -Aya Hirano- (@Hysteric_Barbie) April 26, 2020
ついに完成しました‼️✨
公式から映像を使って良いと許可をいただき、なんとハルヒたちと一緒に踊ってます❣️
レクチャーが入った10分の全編はIGTVにUPしましたので、是非そちらを見て覚えてください💖https://t.co/lydtIdXoqO
ハレ晴レユカイで元気になろう‼️ pic.twitter.com/O7C7fYYQKp
これには当時の涼宮ハルヒファンから大きな反響があった反面、
あれだけアニメオタクを嫌厭したにもかかわらず、人気が無くなったからといって
オタクに擦り寄ってくるなんて!と批判の声も多くあがりました。
批判だけでなく過激なファンからは殺害予告もされたもようで
警察に相談したことと心境をツイートで報告。
平野綾さんの現在は…
様々なことがあった平野さんですが、
現在はミュージカルなどの舞台を中心に活躍されています。