イタリア旅行(後編)

バチカン市国

バチカン市国はイタリアの首都ローマの中にある
東京ディズニーランドよりも面積が小さな世界最小の独立国家です。
イエス・キリストの弟子であるペトロのお墓の上に
「サン・ピエトロ大聖堂」を建てたのが始まりだそうです。

バチカン市国へ入国する前に昼食を食べようと
念願の本場イタリアのピザを食べることができました。

昼食を済ませいざバチカン市国へ入国する前にガイドさんから大切な注意がありました。
ここに一旦入るとイタリアの法律が一切通用しない場所なので
行動などには十分気をつけてくださいとの説明があり少し緊張がはしります。

バチカン博物館

歴代ローマ法皇の収集品を収蔵展示する世界最大の博物館です。

システィーナ礼拝堂

ここからは撮影は禁止のエリアでした。
システィーナ礼拝堂は全カトリック協会の最高司祭ローマ教皇を
選出するコンクラーヴェが行われる神聖な場所だとのこと

サン・ピエトロ大聖堂

キリスト教の最大宗派であるカトリックの総本山で、世界中から信者が参拝に訪れる地です。
とても神聖な場所ということで、>露出が多い服装や帽子着用・三脚・飲食・喫煙・携帯通話・
ペット同伴・大型荷物の持ち込みは禁止
されています。

サン・ピエトロ大聖堂に入ってすぐの右手にルネサンス時代の
シンボル的作品、ミケランジェロの「ピエタ」が置かれています。

ピエタはミケランジェロが22才から24才の若き時代に制作し
2年をかけて完成した作品です。

スイス傭兵

110名で構成され、イケメン集団で有名だというスイス傭兵。
女の人から黄色い声援が飛んでいてたしかにイケメンばかりでした。


しかしスイス傭兵になるには以下のような採用基準があります。

・カトリックのスイス市民であること
・身長174cm以上であること
・19歳から30歳までであること
・スポーツ能力と人品が良好であること
・独身であること
・スイスの大学入学資格を有しているか、
職業訓練及び兵役を終えていること

バチカンを出国し、夕食も本場のパスタを食べました。
カルボナーラがとても美味しかったです。

ローマ編

今日はローマで一日自由行動
そしてローマで絶対見てみたかったのがコロッセオ!
約2000年前の古代ローマ時代につくられた人や猛獣が戦った闘技場です。
朝食を食べながら今日行きたいスポットの情報を調べます。

今日の朝食はフルーツ食べ放題

バスで共和国広場まで移動してそこから自由行動開始。
帰りもこの集合場所へ時間どうり戻ってこないといけないので
道に迷ったり携帯電話の充電が無くなったら終わりです。

共和国広場をくだって歩くとすぐに
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂が見えてきます。

さらに道をくだって歩いていくと見えてきましたコロッセオ!!

コロッセオ目前まできたはいいんですが、
たくさんの人が並んでいる列が2つあってどっちに並んだらいいか
わからなかったので勘で人が多い方の最後尾に並びました。
そしたら知らない人(スタッフ?)が
Youはどこから来たの?1人?みたいなことを話しかけてきて
ここは2時間かかるよ的なことを教えてくれましたが
結局1時間30分くらいで中に入れました。

中に入ったはいいけどどうすればいいか戸惑いましたが
スタッフらしき人に拙い英語で話しかけてチケットを無事購入できました。
セキュリティチェックを通過してコロッセオの中にようやく入ることができます。

外観も魅力的ですが、実際に中を歩くとこんな建築物が
2000年前に建てられてたことに驚きました。

コロッセオは周囲527m 高さ48.5m最大で5万人が収容できる闘技場で
かつてここで猛獣と剣闘士たちが命をかけて闘ったり罪人の処刑が行われたり、
剣闘士同士が闘ったそうです。
当時の人達のことを想像しながら1階と2階を歩きました。

地面からは動物の骨が見つかるようです。

建物内の資料には
コロッセオの完成形はテントで覆ってドームのように
なっていたようです。

ぼったくりに注意!

コロッセオを見れた興奮が冷めやまぬ間に事件が起きます。
建物の外に出てコロッセオの近くにあるフォロ・ロマーノに
行こうとすると突然黒人が話しかけてきます。
握手をしてきたのですが何も言わずミサンガを
巻いてくるのに注意してください。
巻かれたら最後お金を請求されます。

ぼったくられて、テンションだだ下がりになったのですが、
お腹が減ってベネチア広場の前のレストランでお昼ご飯を
食べることにしたのですがここの店員さんがすごく親切で、
言葉の通じない僕に丁寧にメニューを説明してくれたり、
テーブルの横を歩くたびに美味しい?と声をかけてくれたのが
嬉しかったです。

お昼ご飯を食べてお腹も気分も良くなったので、
気を取り直してトレヴィの泉を見に行くことにしました。

トレヴィの泉は背にして硬貨を投げ入れると願いが叶うという有名なやつですね。
1枚だと再びローマに戻ってくることができ、
2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられ、
3枚だと恋人や結婚相手と別れることができるんだとか。

またいつかこれるようにとコインを1枚投げてきました。

そして映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンが
歩いたスペイン広場のスペイン階段も見ることができました。

ローマは丸1日完全に一人行動で大変だったし
足が痛くなるくらい歩いてヘトヘトになりました。
途中迷子になりかけましたが最終的に無事で戻れて良かったです。

今回イタリアの旅でずっと昔から行ってみたかった場所に行くことができたり
見たかったものを実際に見ることができたり、はじめて一人で海外旅行ということで
不安なこともありましたがとても良い経験になったしとても楽しめました。
何年先になるかわかりませんがまたもう一度行きたいと思える旅になりました。


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