閉店する名古屋ベイシティの最終日へいってきた

22021年2月28日に閉店してしまう名古屋ベイシティの最後を見届けようと最終日に行ってきました。

個人的に馴染みがあるのは「ベイシティ」の愛称ですが元々はジャスコが入っていて
「ジャスコ名古屋みなと店」からショッピングモールがイオンに変わったことで
正式名称は「イオンモール名古屋みなと」です。

4層吹き抜けの専門店モールやシネコン型映画館を有し、
港区の核として多くの客でにぎわう商業施設でした。

しかし、イオンモール名古屋茶屋や、ららぽーと名古屋みなとアクルスなど
競合商業施設の相次ぐ進出で競争力を失い、多くのテナントが撤退し、
ピエリ森山を彷彿とさせる「きれいな廃墟」状態。
さらにコロナも追い打ちをかけた結果、昨年秋閉店が発表されました。

ほとんどのテナントが退出していて、通路があまりに殺風景なため、
壁に似顔絵や交通標識や動物のイラストなどが貼られていました。

服飾売り場があったコーナーなどはとても解放的な空きスペースに。
一部では21年間の歴史や、お客さまからのメッセージなども展示されていました。


21年間の歴史の割にはあまりにも簡素な展示だなと思いましたが、
長年通ったお客さんのコメントはどれもあたたかいもので溢れていました。

よく行った懐かしのヴィレバンでは最高90%オフというすごいセールを行なっていて、
すでにかなりの商品は売り切れていましたが、ここはまだお客さんで賑わっています。

久しぶりにきて改めて気づいたのですが、ベイシティは
天井がビニール製のテントが貼ってあるだけなので解放的ではありますが、
雨や雪などが入ってくるところや、夏は暑く冬は寒いという空調的に快適な
空間じゃなかったところも施設的に優位性を保てなかったところかもしれません。

こちらは併設されているシネマ棟。
中学校の頃の課外授業できたり、
高校生の頃にデートできたり、
大学生の頃は映画好きな友達とよくきていた
思い出がたくさんある映画館ですが先行で閉鎖されていました。

入り口には閉館のお知らせが貼られています。


入り口を入るとポップコーンの甘い香りがして、
ここでワクワクしながらチケットを購入した思い出が蘇ります。

最後に

なん度も映画を見に行ったし、みなと祭りで花火を見に行きがてらご飯を食べたり、
なにも予定なくふらっと遊びに行ったりと本当に思い出がいっぱいの場所でしたが、
21年間ありがとうございました。

新しくどんな施設ができるかわかりませんが、
また多くの人々に愛される施設ができることを願いたいと思います。

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