普段からよく使用する「デザイン」という言葉。
これからデザイナーとして仕事にしていくにあたり、「デザインって何ですか?」と
聞かれたとききちんと言語化して説明できるようになりたいと思いました。
Wikipediaによると
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。日本では図案・意匠などと訳されて、単に表面を飾り立てることによって美しくみせる行為と解されるような社会的風潮もあったが、最近では語源の意味が広く理解・認識されつつある。
形態に現れないものを対象にその計画、行動指針を探ることも含まれ、就職に関するキャリアデザイン、生活デザイン等がこれにあたる。ただしこれは意味の転用である。
引用:Wiki
とありますがなんか小難しいですね。自分なりに噛み砕いて理解しようとすると、
「デザインとは考えるという行為を経て、その考えを見えるカタチにする」ということのようです。
そこで、もうすこし掘り下げて著名なデザイナーさんたちは
デザインについてどう考えているのかを調べてみました。
スティーブ・ジョブズ
デザインとはどのように見えるか、どういう風に感じるか
ということではなく、どう機能するかである。
まずはあのAppleをつくったデザイナー、スティーブ・ジョブズの言葉ですが。
この言葉は様々なところで取り上げられていたり、デザインの格言になっているなど
有名な言葉ですね。ジョブズが生前に作り上げたApple製品のあの研ぎ澄まされた
機能美に対する思いが込められているように思います。
ソール・バス
デザインとは、思考を目に見える形に練り直すこと
20世紀中盤に活躍し、独自の象徴的で余計なものを削ぎ落としたデザインで、
驚くほど多くの大企業のブランディングに成功して歴史上、最も成功した
グラフィック・デザイナーとも言われるる、ソール・バスの言葉です。
佐藤可士和
デザインとは、人の思いを形にして伝えていくこと
日本の有名グラフィックデザイナーである佐藤 可士和(さとうかしわ)さん
2000年に独立し、クリエイティブスタジオ「株式会社サムライ」を設立し、
SMAPのアルバムデザインや、NTTドコモFOMAのプロダクトデザイン、
ユニクロのロゴや、セブンイレブンのブランディングなど活躍は多岐にわたる。
まとめ
著名なデザイナーの先輩達のことばを参考にすると
どうやら「考える」というプロセスが重要な要素になっていそうですね。
今後僕個人がデザインとはなんでしょう?と聞かれたときにきちんと
答えられるようにしておきたいと思います。