2019年10月25日、萩生田光一文部科学相が日本人の名前をローマ字で書く際、
来年1月から国の公文書では「姓→名」の順にすると閣議後の記者会見で明らかにし、
地方自治体や民間にも「配慮を要請」するとしている。
政府は申し合わせで、「日本の伝統に則した表記としていくことが大切」と確認し、
公用文では、国際機関で指定された様式があるなど特段の慣行がある場合を除き、姓→名で表記する。
姓と名を明確に区別させるため「YAMADA Taro」のように姓をすべて大文字にする。
地方自治体や民間企業などに向けては「差し支えのない限り姓→名の順を用いるよう、配慮を要請する」とした。
萩生田氏は「直ちに企業や一般社会での表記に影響を与えていこうというわけではない」としつつ、
各省庁から所管の法人や関係団体に政府の方針を周知すると説明した。
文化庁からの発表はこちら↓
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/index.html
ということで昔学校での英語の授業では姓名のローマ字は「名→姓」に表記すると教わりましたが、
「姓→名」の順に表記するようにゆるやかに変更していくように道筋を立てたようです。
仕事でいえば、名刺をデザインするときやホームページの名前のフォームなど、
今後「姓→名」がスタンダードになっていくと思いますので、
お客さんにもきちんと説明しながらアップデートしていきたいですね。